米沢中央高校は3つの日本一を目指しています

1.生徒と教師が共に学び合い支え合い、そして学ぶことに飽きない学校

言い換えれば、熱い教師と本気の生徒が学校生活すべての場で「本物」を求め合う学校という意味です。さまざまな学校で「文武両道」を掲げていますが、真の文武両道の達成は大変難しい。学校全体としてそれに取り組むとなればなおさらです。部活動だけの学校、勉強だけの学校、どちらも中途半端に終わってしまう学校も少なくない中で、米沢中央高校は勉強も一番、部活動も一番、生徒会活動も一番、学校生活すべての活動が一番大切と考えて、すべての場面で「本物」を目指します。

「体験」を通してお互いに学び合い支え合う

転勤のない私立高校の教員がいわば人生をかけて、巡り合った生徒とともに、上から知識を詰め込むのではなく「体験」を通してお互いに学び合い支え合う、そんな日本一の学校を創りたい。

2.明るく活気があり楽しい学校

夢、希望の持てる学校は楽しい。目標に向かって努力しているから楽しい。そんな自分は充実している。たった一度しかない高校時代、一生に一度しかない最高の青春時代、なにかに本気で取り組むから「楽しい」のです。そういう「本物」を「楽しく」求めているからこそ、その結果として、希望進路を達成したり、部活動でめざましい活躍をしたり、輝かしい実績を残したり、生徒会活動においては学園祭の一般公開で、六百名を超える地域のお客様をお迎えするような「活気」を生んだりするのです。

本気で取り組むから「楽しい」・「本物」を探求する学び

ただ安易な、面白おかしい「楽しさ」に流れるのではなく、生徒と教職員が本気になって「本物」を探求する学びを通して、夢や希望の実現が見えるという本当の「楽しさ」を感じる。そしてその過程が「活気」を生む、そんな日本一の学校を創りたい。

3.人間関係が穏やかでさわやかな学校

学校はいわば一つの「社会」です。さまざまな夢、目標を持った、さまざまな価値観の生徒が集まる私立高校はまさしく一つの「社会」を形成しています。大学進学を目指す人、専門学校を目指す人、部活動で自分探しをしたり、本気で日本一を目指したり、早く社会に出たいと願い、就職を目指したり・・・・。それぞれの立場で、それぞれの時期、その一瞬一瞬を精一杯生きています。

お互いの存在を認め合い尊重し合う

そして米沢中央高校はそういうお互いの存在を認め合い、尊重し合います。先生・生徒の関係はもとより、先輩・後輩の関係、同級生同士の関係、さまざまな目標を持って努力している「仲間」を応援し合います。春高バレーでは東京代々木に有志の大応援団(全国最優秀応援賞受賞)が乗り込み、演劇部の公演があるとなれば米沢市民文化会館にこれまた有志が大集合。校内クラスマッチでは一年生の勝利に、負けた三年生がエールを送り、壮行式では生徒からの一声で全校生・全職員が肩を組み円陣、左右に揺れながら応援歌を熱唱します。学園祭最後の閉祭式では、生徒会長が、運動部も文化部も特進コースも総合コースも関係なくみんなに胴上げされる。そして暗闇の体育館でまた肩を組みながら、予定にない涙の全校大合唱です。

「心」の伸びゆく学校

人間と人間、その関係が穏やかでさわやかな学校。本校創立者椎野栓先生の建学の精神、「心情より出でたる行為は篤実なり」にもつながるこの「心のあり方」は本校の一つの財産であり、宝物であると言えるでしょう。人が集い、学び、認め合い、尊重し合い「心」の伸びゆく学校、そんな日本一の学校を創りたい。

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