部活動紹介(野球部)

顧問 色摩(監督) 石崎(部長) 工藤

米沢中央校高等学校野球部の紹介をしてください

現在、選手 34 名、マネージャー4 名の 38 名で活動しています。甲子園という高校球児の夢の舞台に立つことを目標に、日々練習や校内外での活動に取り組んでいます。多くの人から愛され、応援されるチームとなれるように、一人一人の人間的な成長を目指しているのが本校野球部です。

顧問を代表し、石崎先生が考える野球の魅力を教えてください

野球だけではないかもしれませんが、魅力の一つはそのドラマ性にあると思います。野球の試合はサッカーやバスケットボールの様に攻守が目まぐるしく変わる競技と違って、プレーとプレーの間に時間があります。実はその時間の中で投手と打者の駆け引き、守備と走者の駆け引き、両監督の思惑等が見えない所で行われています。しかし、そんな思惑を大きく凌駕するようなプレーを選手がするときがあります。この戦略と良い意味での裏切りが混在するところが野球の面白さであり、魅力だと考えています。また、野球は決して一人ではできないスポーツです。WBC でも見られたように、お互いを信用したり、託したりできるのが野球です。そういう姿にファンは胸が熱くなると思います。

野球を通して生徒に伝えたいことを教えてください

前述したように、野球は一人ではできないスポーツです。同じチームの仲間、指導者や学校の先生方、対戦チーム、大会の運営や審判、そして、一番身近で支えてくれている家族の存在がなくては成り立ちません。多くの人が自分たちのために関わってくれていることを理解し、感謝の気持ちを忘れず、その気持ちに応えることや将来自分たちがその役割を担っていけるように成長していって欲しいと考えています。

石崎先生の野球との関わりを教えてください

私は岩手県の久慈市で三人兄弟の長男として生まれ育ちました。もともと野球が盛んな地域でもありましたし、父や叔父たちも野球をしていたので、物心がつく頃にはバットとグローブを持って遊んでいました。本格的にチームに入ったのは小学 4 年生からですが、最初はチームで活動することに慣れることができず、悩み多きスタートでした。転機となったのが、監督から勧められてピッチャーをするようになったことです。自分の長所を認めてもらえて、役割を持つことができたことで、チームメイトと一緒に活動することができるようになりました。高校時代は主に一塁手と投手で出場しましたが、甲子園の土を踏むことはできませんでした。その後、大学まで野球を続け、米沢中央高校に着任、ソフトボールの顧問をしていましたが、縁あって現在は野球部で部長をさせてもらっています。