部活動紹介(卓球部)

顧問 橋本

米沢中央高等学校卓球部を紹介してください

男子12名、女子6名の18名で活動しています。卓球大好きな部員達が、自ら考え、教え合い、挑戦していくスタイルで日々練習しています。顧問は一人ですが、卒業生である橋本壮史、果子、実子、皆川拓也の各コーチが練習のサポートをしてくれており、充実した部活動が出来ています。

PR動画も作成しましたので是非ご覧ください。さらに、別の動画も下にあります。

橋本先生が考える卓球の魅力とは

卓球の勝敗を分ける要因として、自身が持っている技術や精神力のほかに、戦型や用具が挙げられます。数えきれないほどのラケット、ラバーから自分に適したものを選択します。そして、攻撃的な戦型や守備的な戦型まで誰一人として同じ卓球をしません。子供が大人に勝つことのできる数少ないスポーツでもあります。その奥深さが魅力であり、楽しさの一つだと思います。

これからの目標を教えてください

高校生が目指している大きな大会、インターハイ、国体、全日本選手権、全国選抜の全てに個人戦で出場することができました。しかし団体戦での出場は、過去にあるものの、私が顧問を務めてから一度もありません。その大きな壁を破りたいです。

今までで一番心に残っていることを教えてください

嬉しいこと、悔しいこと、それぞれ心に残っていることがあります。
まず、嬉しかったことです。
それは、東北大会出場をかけた村山地区の学校との代表決定戦です。顧問としては初めて上位大会代表をかけた一戦です。どのマッチも激戦です。大きな声を出して、全力プレーをする選手。気づけば、観客席に置賜地区の学校が集結し、米沢中央を全力で応援してくれていました。試合に勝ったことより、応援してくれている学校がたくさんあることに感動した記憶があります。
そして悔しかったことは、2022年です。
地区大会2日前から前日にかけて体調不良者がでました。PCR検査を受けることになる者もいました。
結果的に大会前日の夕方には、出場辞退が決まりました。私は部員へ辞退することを電話で伝えました。みんなから悔しさが伝わってきます。泣いている部員や保護者もいました。なんて声をかけていいか悩みながら、全員に伝え終わったのは20時近かったと思います。私はその後、昨年の優勝旗と優勝カップを長井の体育館へ返還しに行きました。運転しながら、みんなの顔が何度も頭に浮かんできました。今、どんな心情でいるのだろうか、心は大丈夫だろうか。まだ心のどこかでこれが現実なのか、ふわふわしていました。
体育館は真っ暗でしたが、台やフェンスなどの準備が完了していました。そこに、優勝旗2つ、優勝カップ4つを返還しました。
返還したとき、今までずっと堪えていましたが、色々な思いが溢れてきて、涙がとまりませんでした。
次は感動の涙を流すべく練習を頑張りたいと思います。

インターハイで取材された動画も是非見てください