第67回秋季高等学校野球山形県大会(天童球場、県営球場)

地区大会では置賜地区第1代表とはなりましたが苦しい試合の連続でした。県大会においても苦しい試合の連続でした。地区大会後は打撃の強化と精神力の強化ということを掲げ、3週間チーム全員で「限界突破」をスローガンに練習に取り組みました。何よりも一人一人の人間的な強さを求めて心を高めてきました。しかし練習でも小さな隙があったり、学校生活、私生活では甘さが出てしまうなど精神的なもろさを露呈しました。このままでは勝てるチームではないし、勝者としてふさわしくないチームと毎日言われていました。そんななか県大会を迎えました。ゲームの中でも幾多も心が揺れ動き、弱者の一面が出る情けない試合ばかりでした。そして山形城北戦では自分たちの弱さがすべて出た試合でした。そこでようやく目が覚めた選手たち。「覚悟」を決めて一戦必勝で羽黒戦は臨んでくれました。新チームになって一番の試合をしてくれました。ですが本校の野球部はまだまだのチームです。東北大会に向けて、勝利者にふさわしい立ち振る舞いができるような人間性を身に付けなければいけません。野球以外の部分で隙が生まれないように日々精進していってほしいと思います。そして多くの方々のご支援、ご声援があってこその勝利ということを決して忘れずに頑張ってほしいです。
最後になりましたが本校を応援してくださった多くの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。東北大会は10月23日から宮城県にて行われます。最後まであきらめず全力疾走、全力の声、全力のカバーリング、全力の拍手を武器に頑張ります。

2回戦     7-1  山形市立商業
準々決勝    6-3  酒田光陵
準決勝     4-11 山形城北
第3代表決定戦 7-1  羽黒
(2年ぶり4回目東北大会出場)