進路達成に向けたWサポートシステム(手塚練習)

進学支援体制就職支援体制
近年の経済状況は受験界にも大きな影響を与え、ここ数年は国公立大学が根強い人気となっています。山形県もその例外ではありません。そのような中、本校では下記のような独自の進学支援体制の下、毎年高い現役合格率を保っています。

学習環境面の充実

本校は全ての教室にエアコンを完備、快適な学習環境の中で授業が進められます。また、個別ブースを備えた学習室は、放課後の自主学習で活用されています。さらに、過去数十年分析された受験資料はもちろん、AO入試、推薦入試、小論文対策など、多様化する大学入試に対応した個別指導を行っています。

高い現役合格率

本校では生徒の可能性を十分に引き出すため、面談を重視しています。二者面談、三者面談を繰り返すことで、3年次には各自が満足する進学先を見つけ、ほとんどの生徒が現役合格を勝ち取っています。また、面談を通し、将来まで見据えた受験計画を立て徹底的に実践、受験を通して人間性をも鍛え卒業時には自立した大人に成長してほしいと考えています。

朝授業・土曜講座の実施

特進コースでは7時55分から朝授業を実施しています。1日7校時のカリキュラムとなっているため、規則正しい生活リズムが確立されます。さらに土曜日の午前中も土曜講座を実施し、授業時間を十分確保し進学指導を行っています。

サテライト授業導入

ここ置賜地区では、大都市圏に比べて大手予備校がほとんどないという状況もあり、受験界との接点が薄いという問題があります。そのような中で、国公立大学や難関私立大学合格を目指す特別進学コースでは、サテライト講座を実施し、一流講師の授業を受講できるシステムを整えているほか、希望者にサテライト講座のDVDの貸し出しも行っています。個別ブースにて夜の8時まで自分のペースで学習することが可能となっております。

勉強合宿

1、2年次は本校合宿施設において、3年次は天元台で勉強合宿を行っています。1年次は入学後すぐに実施し、予習復習の方法など勉強方法を一から学びます。2年次は秋に実施し、受験勉強のスタートを切ることを目的としています。3年次は夏に実施し、各自が自分の限界に挑戦しながら本格的な受験に打ち勝つ自信をつけてます。

みなさんの夢が叶うように

米沢中央高校の特進コースの特徴は三つあります。一つは、充実した進学支援体制です。カリキュラムで充分な授業時間数を確保し、自主的学習を積極的に勧め実力を養成しています。そして、キャリア教育と個別の面談により、個性や能力に合わせて将来の仕事を見据えた進路選択を支援しています。

二つ目は、先生と生徒の距離が近いことです。職員室に入りやすく、質問や何でも話せる雰囲気にあふれています。また、いつでも進路の悩みを相談できる環境づくりにも力を入れており、お互いが信頼関係を持ち接しています。

三つめは、勉強を通して困難にも打ち勝つ強い心を育成し、人間的な成長を目指していることです。それは、学校行事や部活動を通して仲間との絆を深めたり、リーダーとして活躍していることにもあらわれています。そして、生徒のみならず教師も共に学び合い、建学の精神を具体化しています。

本校の進学指導を一言でいえば、「一人ひとりのいう目を大切にし、その実現に向けて最大限の支援に努めている」といえます。以前は、勉強をがんばってよい大学に入れば、将来はある程度保障されたものでした。しかし現在は、長引く経済不況などいろいろなことを原因として、努力したことが結果に結びつかない就職難の時代となっています。そんな夢や希望を持つことが難しい時代だからこそ、小さい頃憧れたもの、小・中学生の時に真剣で考え思い描いたことを大切にし育てて必要があるのではないでしょうか。簡単にあきらめるのではなく、挑戦する皆さんをスタッフ全員で精一杯応援していきたいと考えています。

米沢をはじめとする置賜地区は、東北でも有数の工業製品の製造企業が集まっている地区であり、高校生の主な就職先もその企業です。しかし未會有の世界同時不況や、不安定な経済状況により、日本、さらにはここ置賜地区でも例外なく深刻な不況の波が現在でも続いています。こうした状況の中、本校では未来を担う生徒の希望進路達成に全力で取り組んでいます。

企業見学の実施

2年次に多くの地元企業の協力を得ながら、生徒の希望する職種で3日間のインターンシップ(労働体験学習)を実施しています。生徒は実際に現場で働く人達のひたむきな姿を目にすることで、仕事に対する考え方を新たにしています。また、3年次には地元製造業の事業所を訪れ、普段見ることのできない工場内の様子を見学し、進路選択の参考にします。

MT会

MT会とは本校独自のサポートシステムで、企業のトップとして活躍する本校卒業の経営者や管理者と本校職員が、企業側、学校側とお互いの情報を交換しながら本校生徒を支援する組織です。情報交換以外にも模擬面接指導、履歴書指導、講演会など直接生徒に指導して頂き、大きな効果をあげていきます。

地元就職に強い

本校就職希望者の多くが地元置賜地区への就職を希望しており、その実現のため企業訪問を重ね、企業との信頼関係づくりや企業の求める人材へのフィードバックを行っています。

二者面談・三者面談

入学当初より担当の生徒、保護者、就職指導担当など、機会あるごとに面談を行います。その中で生徒の希望進路や適性、保護者の考えについて、面談の回数を重ねることで具体化し、その実現のための学年毎の目標を設定します。進路決定時期には就職担当が生徒や保護者と直接面談し、進路への考え・適性を把握。また、担任との情報交換を密にすることで入社後のミスマッチを防ぐ努力をします。

目標進路の達成を目指して

小学校から高校までの12年間を学校という社会の中で過ごしてきた生徒にとって、社会の実情を感じることができないというのは本年だと思います。そのような中で、就職を希望する生徒を社会に送り出すために、私たちは多くの企業の方々の話を聞き、企業の現状を知り今、企業が高校生に何を求めているのかを把握し、そのニーズに対応するためにインターシップを始め、クラス別の企業見学などを実施し、生徒に対しての実社会の、そして、仕事への認識を深めさせています。また、一人ひとりの生徒に対し、それぞれの個性に合った進路指導をするために、担当をはじめとして学年、進路課で面談を繰り返しながら指導を行い、進路の決定を行っています。さらに心強い応援団として、本校には卒業生で地元企業の要職についていられる方々で組織している「MT会」があります。「母校の後輩のために」を合い言葉に、面接指導や講演会など様々な活動を通して生徒に直接アドバイスをしていただき、希望の進路達成のための大きな力となっています。このようい、生徒一人一人が自分たちの未来を確実なものにするために、担当・学年・進路課そしてMT会という多くの方々の協力を得ています。そして、それぞれが企業の方にも認められている「中央ブランド」を身に付け社会への第一歩を踏み出し活躍しています。