【スライド】平成26年度県大会についてのご報告

遅くなってしまいましたが、平成26年度の県大会についてのご報告です。

地区大会から1ヵ月、皆必死に練習に励んで迎えた本番でした。
県大会は10月15日から19日までの5日間の日程で行われました。場所は東根タントクルセンターです。春の県講習会の会場でもあるため、なじみのある場所です。演劇の大会はリハーサルと本番の2回にわたって出番があるため、非常に長い大会日程になります。加えて、本番の上演は泣いても笑っても一度きりですので、生徒さんたちの緊張も相当のものだったと思います。
本校は、17日(金)にリハーサルと本番を行うという、過密スケジュールでした。電車での移動であったため、前日は学校に泊まり込み、当日は早朝5時に起床して、会場へ。到着後は、リハの準備をし、リハをこなし、本番へ向けて最後の確認をします。空いた時間も、会場の外で練習を行いました。一人一人が真剣な面持ちです。
そして迎えた本番の上演。本校は2番目です。冒頭でちょっとしたミスがあったり、劇中盤では舞台セットが壊れるというアクシデントが発生! しかし、舞台上の3人はアドリブで危機を乗り越え、無事に最後まで演じきってくれました。(顧問は舞台袖でハラハラしておりました)
終わってみれば、今までで一番いい舞台だったと思える上演でした。
何よりも、今回最も喜ぶべきことは、生徒さんたちの成長でしょう。地区大会のあと、急なキャスト・スタッフの変更があった中で、役者・照明・音響・演出・大道具、すべての部署が精一杯の努力をしてくれました。我慢したことも多かったと思います。ですがそこを乗り越えて、昨年は出場できなかった県大会の舞台で全力を出し切れたことは、今後の人生の糧となるだろうと感じました。
結果は、優良賞ということで、上位大会に繋がりはしませんでしたが、自分たちの舞台をやりきったことと、他校さんの上演をたくさん観劇できたことは良い勉強になりました。

最後に、この度の大会を無事に終えることができたのも、多くの方々のご協力とご理解があったからです。早くから遅くまでの練習の送迎をしてくださったり、お弁当を作ってくださる保護者の方々には本当に感謝しております。

顧問 安藤