環境学習「第22回 地球温暖化とゴミ問題2018」

2018年の夏休みに全校生徒が取り組んだ二酸化炭素排出量調査の結果を報告します。一人当たりの二酸化炭素排出量の全校平均は154.4kgでした。2017年よりも2.3kg増加しました。
これまで夏休み一ヶ月間における通常の生活から排出される目に見えない二酸化炭素をkg単位で求めることにより,地球環境との関わりと削減目標を意識した生活に取り組むことを学んできましたが,今回は主要なエネルギー品目である電力とガソリンによる二酸化炭素排出量が増加し,これらの増加分が全校平均を押し上げることとなりました。昨年の夏はたいへんな猛暑であったわけですが,室内や車内での適切な温度調節等も二酸化炭素削減のために求められるところではないでしょうか。それから増加が目立ったのはペットボトルです。昨年より一ヶ月一人当たり2個以上の大幅な増加となりました。これも昨年夏の猛暑が要因となっていると考えられますが,今回から調査シートを変えることとなり,その変更点の一つとして,スーパー等に設置してある回収箱に入れたものも含むことを明確に示したことも影響しているのかと思います。